40歳の誕生日、40周年記念のワインとして
 40歳の誕生日や創業40周年記念の贈り物に、1977年のワインはいかがですか。当店のオーナーソムリエも1976年生まれで同世代で、1976年ワインを何度か飲んだ経験から言うと、この年代のワインはまだまだ飲み頃で生き残っているワインも探せます!美味しい1977年ワインも!
 もちろん、私達ソムリエでも、普段から40年熟成のワインを飲んでいるわけではない特別なお祝ワインです。もらった方も絶対に驚いてくれますし、味わいも普通のワインと違うので、きっと忘れられないワインになります♪
40回目の結婚記念日(ルビー婚式)におすすめ
 ご両親の結婚40周年はルビー婚式と言うそうです。25歳で結婚しているとすると65歳・・・もう自分の生まれた年のワインはかなり高価になっている世代だからこそ、結婚40周年は40年熟成のワインにしてみませんか?
 金婚式のワインとなると、もう探すのも難しくなってきますし、値段もかなり高価になってきますが、結婚40周年ならまだなんとか手が届きやすい範囲のワインもあります。きっと、思い出に残るプレゼントになるに違いありませんので、ご両親に贈りましょう♪

【1977年の評価】
 残念ながら、フランス全土、いえ、ヨーロッパの多くの産地で厳しいヴィンテージです。特にブルゴーニュの赤、貴腐ワインの産地ソーテルヌ、南仏のコート・デュ・ローヌなどは不作の年と言えます。
 こういうヴィンテージのワインは美味しくないわけではなく、早く飲み頃が来たり短命になります。つまり、厳しい年なだけに40年熟成品は見つけることも困難というわけです。
 実際、当店のアルバイトさんがフランスに1年いる間に自分の生まれ年の1977年のワインを探しまわったけど、どのワインショップにもなかったと言っていました。そして、当店にアルバイトに入ってあったので驚いたと(笑)。
 正直、1977年ワイン、ピークを過ぎていないかな・・・と不安になりながら仕入れたのですが、これらは全く問題ナシでした!!特に甘口白は、1977年とは全く分からないほど若々しい!驚きです!!当店の1977年ワインは、ワイナリー蔵出しのものを輸入会社さんに輸入してもらっているので、厳しいヴィンテージにもかかわらず、想像以上に良い状態で味わえるのです!
 商品到着後は、当店のワインセラーで静かに眠っている状態です。皆様のお手元に届いた後はできるだけ温度変化が少なく、涼しい部屋で保管してください。夏場や数週間以上保管する場合は、冷蔵庫保存がおすすめです。

【1977年ワインのコルク】
 当店の1977年ワインはリコルクといって、コルクを打ち直しているものがほとんどでボロボロになることは、あまりないとは思いますが、コルクの寿命は20年前後。打ち直していても、コルクも朽ちている可能性も。やさしく丁寧に抜いてください。ボロボロと崩れる場合は、何かに引っ掛けて抜くか、すべて落としてしまって、上澄み部分は濾していただかないといけない場合もあります。