古希祝い(70歳)のプレゼントにおすすめ
 ご両親の古希のお祝いに人生と同じ70年熟成のワインはいかがですか?

 古希の祝いのプレゼント、やっぱり特別なものにしたいですよね。70年熟成のヴィンテージワインなんて、私達ソムリエもなかなか出合えません。「古希祝いのお食事会もなさるでしょうから、贈り物はあまり高価なものが買えない」という方もいらっしゃるかもしれませんが、70年という思い出を味わってもらうプレゼントへ、是非ご予算を使ってみてください!きっと、思い出に残るプレゼントになるに違いありません!

70年経ったワインが飲めるの?
 1948年のワイン、もっとお手軽な1948年の仕入も可能なのですが、ソムリエとして正直、このワインの70年熟成なんて飲めるのかな?ピークを過ぎるどころか、ひどい劣化しているのでは?と不安になるものも多く、そいういうものは仕入れないようにしています。

 このページに残っているものは、これなら大丈夫だろうと思い仕入れているワイン。難しい事に、現地の情報を頼りに仕入れているので、輸入前にテイスティングしているわけではありませんが、どんなワインでも仕入れているわけではない点を信じていただけたらと思います。

【1948年ワインのコルク】
 当店の1948年ワインはリコルクといって、コルクを打ち直しているものがほとんどでボロボロになることは、あまりないとは思います。
 でもコルクの寿命は20年前後。打ち直していても、コルクも朽ちている可能性も。やさしく丁寧に抜いてください。ボロボロと崩れる場合は、何かに引っ掛けて抜くか、すべて落としてしまって、上澄み部分は濾していただかないといけない場合もあります。

還暦祝いは70歳?
古希とは、唐の詩人杜甫の「酒債は尋常行く処に有り 人生七十古来稀なり」(酒代のつけは私が普通行く所には、どこにでもある。(しかし)七十年生きる人は古くから稀である)が由来の言葉です。つまり、長寿のお祝いですね。

この詩のように、本来は古稀と書くのですが、現代では古希と書くことが多くなっています(稀が常用漢字ではないので)。

古希は数えの70歳(≒満69歳)なのですが、ソムリエとしてレストランにいても満70歳で古希のお祝いをしている方のほうが多いように思います。

1948年生まれの方のお祝いとしてぜひ!(2018年現在)。