1968年生まれの方に贈る、特別なヴィンテージワイン

1968年生まれの方の誕生日や記念日、退職祝い、結婚記念日など、人生の節目に「生まれ年ワイン」を贈るのはいかがでしょうか?

ソムリエ寺井
オーナーソムリエ寺井
人生と同じ時間を味わえる飲食物は、ワイン以外になかなかありません。
特別な時間の思い出を、それと同じ時間を経たワインの深い味わいに重ねる、まさに一生に一度のギフトにふさわしい1本です。

1968年の気候とヴィンテージの特徴

1968年はフランス・イタリアの多くの地域で気象条件に恵まれず、全体的に難しい年とされるヴィンテージです。以下は、海外のワイン誌などを参考にした主要産地の情報です。

「1968年の情報」を開く

仏 ボルドー地方

気候:春から夏にかけて雨が多く、気温も平年より低めでした。
収穫:9月後半の収穫期にも雨が続き、ブドウの成熟不足が課題となりました。
ワインの特徴:酸味が強めで軽いスタイルのものが多く、長期熟成には向かないものが大半です。

仏 ブルゴーニュ地方

気候:夏は涼しく不安定な天候で、病害の発生も見られました。
収穫:9月下旬に行われましたが、収穫量・品質ともに厳しい年でした。
ワインの特徴:果実味が控えめで酸味がやや目立ち、早飲み向きのワインが中心です。

伊 ピエモンテ地方

気候:春から夏にかけて雨がちで気温も低く推移しました。
収穫:10月初旬に収穫されましたが、成熟不足の影響が残りました。
ワインの特徴:バローロやバルバレスコもやや軽めで柔らかいスタイルが多く、熟成よりも早めの飲用が適するとされます。

1968年ワインを選ぶポイント

1968年は全体的に難しい年とされるヴィンテージで、見つけるのが困難です。
甘口ワインは残存するものもあり、この年の甘口ワインは、穏やかに熟成が進み、柔らかく丸みのある味わいが楽しめます。
派手さはないものの、落ち着いた魅力があり、大切な方へのギフトに適しています。

【1968年の評価】
 残念ながら、フランス全土で厳しいヴィンテージ(年号)です。

 当店の1968年ワインは、ワイナリー蔵出しのものを輸入会社さんに輸入してもらっているので、厳しいヴィンテージにもかかわらず、想像以上に良い状態で味わえます!
 商品到着後は、当店のワインセラーで静かに眠っている状態です。

 皆様のお手元に届いた後はできるだけ温度変化が少なく、涼しい部屋で保管してください。夏場や数週間以上保管する場合は、冷蔵庫保存がおすすめです。

【1968年ワインのコルク】
 当店の1968年ワインはリコルクといって、コルクを打ち直しているものがほとんどでボロボロになることは、あまりないとは思いますが、コルクの寿命は20年前後。

 打ち直していても、コルクも朽ちている可能性も。
 やさしく丁寧に抜いてください。

 ボロボロと崩れる場合は、何かに引っ掛けて抜くか、すべて落としてしまって、上澄み部分は濾していただかないといけない場合もあります。

長期熟成だから気を付けること

「ワインの保存方法について(お相手に届く場合)」
「お渡しまでのワインの取り扱い(直接渡す場合)」
「長期熟成を経たワインの楽しみ方」

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1968年 – 激動と革新が交差した年

1968年は、世界でも日本でも社会的な変化と文化の発展が進み、新しい価値観が芽吹いた一年でした。

世界では:

  • アポロ8号が月周回飛行に成功: 人類が初めて地球の外から月を間近に見た歴史的な瞬間でした。
  • メキシコシティオリンピック開催: 高地開催の中で数々の世界新記録が誕生しました。
  • インテル設立: パーソナルコンピューターの基盤を築いた半導体企業が誕生しました。

日本では:

  • 三億円事件発生: 世間を騒がせた未解決事件として記憶されています。
  • 川端康成がノーベル文学賞受賞: 日本人初の受賞で世界から高く評価されました。
  • 明治製菓「きのこの山」発売: ロングセラーお菓子として人気を博しました。
ソムリエ寺井
寺井
贈り物と共に、こんな出来事で会話を広げれば、貴方の気持ちが届いて、きっとワインをより美味しく飲んでいただけるはずです。